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 中小企業が考える自立とやりがい

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PRESENTATION OUTLINE

①中小企業が
②考える
③自立とやりがい

中小企業数336万社
全企業の99.7%
国内雇用の70%
赤字法人65%
40人以上雇用
法定雇用率2.5%
労働年齢(18〜64)324万人/936万人
実際の雇用110万人
法定雇用義務ベース68万人/133万人

廣本産業株式会社
設立79年
社員32人
機械工具商社
神戸.加古川.水島.千葉.ドイツ🇯🇵🇩🇪
お得意先は日本のものづくり企業
✈️🚢🚃🏍🚜
営業職,営業内勤職、営業事務職(倉庫管理含む)、総務経理職

考え方
障がい者雇用とは
日本一のチーム(企業)を創ること
戦術で人を決めるのではなく、人で戦術を決める

Photo by wjarrettc

障がいの有無に関わらず、
互いの違いを否定せず、
理解し受け入れ合うこと
単なる「我慢」や「譲歩」ではなく、違いを活かして
新しい価値を生み出す力
表面的な「仲良し」や
「無理のない共存」ではなく
「違うからこそ必要である」という前向きな共生の関係である

戦う選手(6年目35歳FW)

  • 採用経緯
  • 支援体制
  • 成果共有
Photo by wjarrettc

採用の経緯

  • 中小企業団体(障がい者委員会 特別支援学校見学会)
  • 特別支援学校の生徒・保護者・先生❌兵庫県教育委員会❌兵庫県中小企業家同友会❌ハローワーク
  • 特定求職者雇用開発助成金
  • 本人は障がい者じゃない
  • 助成金のしばりと思いが合わない
  • 目標を決めてスタート
  • トライアル雇用助成金、ジョブコーチ支援

支援体制①仕事

  • 本人&仕事(業務)の棚卸し
  • 手書きの業務が多い
  • →システム開発(簡単操作)
  • でも漢字ドリル、算数ドリルで特訓の日々

支援体制②本人

  • 虫歯だらけ
  • 給与を1週間で使い切る
  • いくつものサブスク契約
  • →通帳管理
  • 自殺未遂
  • 素直
  • 女くせ
  • 読み書きそろばん苦手
  • 何でも分かった風に振る舞う

支援体制③大切

  • 公私ともに寄り添う体制(相談役)
  • 本人(たち)は社外へのサポートを受けようとはかたくなにしない。サポートが必要になることはきっと訪れるはず。その訪れた時に本人(たち)は、信頼できる、自分の事をよく知ってくれている人に相談している様子。障がい者雇用(に限らず)の大切さがあるように思う。
  • 究極の幸せ(自立とやりがい)
  • 人に愛されること.人にほめられること.人の役に立つこと.人から必要とされること

成果共有

  • 私たちの思い「楽しむ、すべては美しい人生のために」
  • 至誠(自分に誠実、人に誠実、仕事に誠実)
  • 愛・感謝・調和
  • 強くて・優しい、最高の組織創り
  • 結果、社員とその家族の幸せにつながる。
  • 入社5年、400万貯金、結婚

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【調和】
企業の持続可能性
なくてはならない企業
🟰
障がい者雇用とは
日本一のチームを創ること

究極のしあわせ

自立とやりがい

Photo by victor_nuno

参考資料

日本の中小企業
(358万件99.7%)
従業員数:32名
(30名未満80%)
資本金2,200万
(3,000万未満85%)

廣本産業では、いわゆる福祉的なアセスメントは行なっていない。代わりに、現場で必要とされる業務やキャリアの流れをベースに,本人のスキルや適性を実践の中で見極めている。その中で社員同士が自然に声を掛けあい、支え合いながら共に育ちあっていく文化が根付いており、こうした関係性こそが、形式的な支援に頼らない「職業リハビリテーション」の本質的な姿である。形式や枠組みにとらわれず、現場発のアセスメントが本人の自立とやりがいに焦点を当てている点も、本セッションの大きな注目点である。

問題の所在と目的

  • 中小企業だからこそ可能な就労支援とは何か?
  • 制度では捉えきれない「働く力」とは何か?
  • 職業リハビリテーションにおけるリハビリテーション・ハビリテーション両観点をどう実践に落とし込むか?
  • 本人・家族・職場・地域、それぞれに求められる役割とは何か?

雇用に至った経緯とその際の社内の反応

職場がどう変化してきたのか

雇用を継続する中で見えてきた新たな課題や気づき

  • 実際に働く障がいのある方の仕事ぶり
  • 当初想定していなかった難しさ
  • それを乗り越えたプロセス
  • 本人の現在の姿勢や目標
  • 雇用を通して企業文化にどのような影響があったのか
  • 今後どのような展望を持って障がい者雇用に取り組むのか(未来志向の視点から)

障がいの有無に関わらず
互いの違いを否定せず、
理解し、受け入れ合うこと

それは単なる「我慢」や「譲歩」ではなく、
違いを活かして
新しい価値を生み出す力


真の【調和】とは、
表面的な「仲良し」や
「無理のない共存」ではなく、「違うからこそ必要である」という前向きな
共生の関係である

障がい者雇用における
「真の調和」とは、
そうした企業になるための土台であり、
企業と社会を繋ぐ
「根っこ」のような存在

愛ある厳しさ

支援体制

  • 読み書きそろばんが苦手
  • 仕事(業務)の棚卸し
  • 手書き→システム開発
  • でも漢字ドリル、算数ドリルで特訓
  • 試用期間中間検証70点
  • 給与は2週間で使い切る
  • いくつものサブスク契約(サッカー、映画)
  • →通帳管理
  • 自殺未遂
  • 400万貯金
  • 入社5年結婚
  • 素直
  • マルっと寄り添う相談役
  • 本人(たち)は社外へのサポートを受けようとはかたくなにしない。サポートが必要になることはきっと訪れるはず。その訪れた時に本人(たち)は、信頼できる、自分の事をよく知ってくれている人に相談しているよう。障がい者雇用(に限らず)の大切さがあるように思う。
  • 本人の棚卸し

愛おしい