ご存知の方もいらっしゃると思いますが先日、今年はWebが誕生してから25周年になります。

今年もいよいよLODチャレンジが始まります。
作品の応募は10/1から受け付け、来年の1/18が締め切りとなります。

LODについて先ほどから説明いただいておりますが改めて簡単にご紹介させていただきます。

LOD = Linked Open Data とは Web上でデータ同士を「つなぐ」ための技術であり、その「つなぐ」対象としているのが「オープンデータ」ということになります。

こちらは近年、W3Cで標準化されたLOD関連の技術を抜粋したものです。

2013.02.25 RDF Turtle 1.0
2013.03.21 SPARQL 1.1
2014.01.16 JSON - LD 1.0
2014.06.19 Linked Data Platform 1.0 (*)

私が注目しているのはLinked Data Platform(
「LDP. と省略されることもあります)で、他に挙げた個々の技術をどのように組み合わせ活用すればSemantic Webの世界を実現出来るか、いわば「実証実験」を行っている場であり、我々がLODチャレンジで目指しているものと通じるものがあると感じています。

LODやオープンデータの広がりについて、具体的な事例についてはLODチャレンジのサイトにリンクを貼っておりますのでそちらをご参照ください。

ここではいくつかを紹介いたします。

NHKがWebとメデイアの融合を目指してBBCや他のメデイア関係機関と共にW3Cのグループに参加して活動を行っていることは知られています。

NHK放送技術研究所のサイトに活動の一端がうかがえる取り組み事例が紹介されていました。

こちらもNHKの事例になりますが、最近、特にNHKでオープンデータをテーマにした特集番組が制作されておりご覧になられた方もいらっしゃると思います。

オープンデータの普及を推進しているグローバル団体ODI(Open Data Institute)の地域拠点 City Nodeにアジアで最初にソウルと大阪が設定されました。

こちらはLODチャレンジを手伝っていただいている、David GiffordさんがScoop it!というサイトで海外に向けて情報発信いただいているものです。

LODチャレンジで募集している部門について紹介いたします

詳細についてはLODチャレンジサイトに説明がありますのでそちらを参照ください。

このコンテストで特徴的なのは他の方が応募された作品を使った作品を応募することが出来るということです。